鉄道会社の切符で考える政府の債務発行能力

Yahoo!知恵袋でのMMTに関する質問への回答を中心に精力的に取り組みされている
リッキー(wankonyankoricky様が
鉄道会社の切符を例えに国の財政~政府の債務発行能力を説明されていたので、許可のもと記事化しました。

 

  • 引用元:

 

鉄道会社はきっぷという債務を発行するとき、通貨という第三者の債務を受け取る。

なぜなら
きっぷ以外のほとんどの債務、未払賃金給与や電力水道等、さらに駅や線路を建設した際の長期債務、
これらを償還・決済することは
自分自身の債務であるきっぷではできず、
通貨という別の誰かの債務でなければならないから。

そしてきっぷ発行の上限は、鉄道の輸送能力によって制約される。

あっちでもこっちでもダブルブッキングになったり乗車率1000%というわけにはいかないが、
まあその辺までは発行できる
――通貨を払って乗りたい、という人がいる限り。

発行はできても、受け取ってもらえるかどうかは別である。

大宮で降りたい客を無理やり高崎までは載せ、その客から乗車賃(通貨)をとるわけにはいかない。

切符は輸送サービスという具体的な物理的サービスの提供によって決済されているのであって、
そのサービスを求める人がいなければ、受け取ってもらうことはできない。

そしてそれを受け取ってくれる人がいなければ、鉄道会社は別口の債務を決済できない。

だから鉄道会社はしばしば経営破綻する。

労賃や長期債務を決済するために通貨が必要なので、切符を買ってくれる人が足りなければどうにかして補填するしかない。

一つの手段が、運賃引き上げだ。

これが政府であれば、金利の引き上げに該当するだろう。

 

  • 鉄道と言えば、ダンダンダンという漫画を最近読み始めたのだがよくわからない。
  • 言語風俗習性性癖等は箱根より西に感じるのだが(いまどき詰襟の高校生などいるのだろうか。。。。グンマーですら見かけんぞい)、地名や公共交通機関はどうやら埼玉風である。勿論、地名やバス会社の名称がそのまま出してはいないのだけれど、なぜか高崎線だけはそのものずばりの名前で登場している。しかし地形的に言って、高崎線沿線にはグンマーの高崎に至るまで、飯能近辺のような丘陵地帯はない。さすがオカルト漫画である。(´・ω・`)

 

 

鉄道会社は自分自身の所有する運送能力によって提供できるサービスが、きっぷ発行の上限になる。

「自分自身のサービス提供能力」である

これは住宅ローンの上限が、自分の稼ぎで支払える通貨によって制約されるのと同じである。

もし供給能力を超えてきっぷを発行したり住宅ローンをしょい込めば、自分自身でその債務のしりぬぐいをしなければならない。

 

政府の債務発行能力は政府自身の供給力に制約されているのではなく、民間の供給能力である。

自分自身の債務を他人が発行した債務(自分にとっては債権)や実物財サービスによって償還する必要がない、

これが主権政府の債務と民間の債務の違いの一つ。

 

そして「債務は誰にでも発行できる。問題はどうすれば受取ってもらえるか」だ。

さらにサービス(きっぷ)の価格は、乗車数を一定とすれば、
そのサービスの原価、鉄道会社の必要資金によって下限が決まってしまう。

そして乗客は、どれほど不便であっても代替的な移動手段を持っているかもしれない。

 

徒然MMT[1] – Yahoo!知恵袋のrickyさんのコメントをノート化してみる(試)

 

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