私たちは本当にお金を上手く使いこなせているのでしょうか?

ももさん(【おカネと暴力の歴史解説】分室)のイラストを、許可のもと転載し記事化しました。

お金は私たちの生活には不可欠な存在となっています。

でも、果たして
私たちは本当にお金を上手く使いこなせているのでしょうか?

  • *ミクロの視点でなく、国家規模のマクロの視点で…

ももさんのイラストで考えて頂けたら幸いです。

 

 

 

財源研究室サイト お金タグ

 

おカネと暴力の歴史解説】分室

ヤンキーがお金について解説してくれる漫画

mihana様の創作漫画を、許可のもと転載し記事化しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続き↓

ヤンキーが消費税について解説してくれる漫画

 

政策議論のために頭に入れておきたい!! お金の根源的な性質

議論というものは、前提を間違えたり勘違いしあっていたら、前には進みません。
この記事では、国の財政議論のほとんどの場合の前提となるお金の性質を記します。

お金自体に悪意はありませんが、お金だからこそ持つ根源的な性質です。

 

↓ページ内ショートカット

1.お金は集まる 2.お金にひとは騙される 3.お金にひとは操られる 最後に

  • *お金はこのようなものだから、もう使うのをやめようという話ではありません。性質を理解した上で、政策や議論に活かして頂ければ、との想いで書いています。

 

1.お金は集まる

お金は貧しいひとの手元を離れ、お金持ちのもとに集まる性質を持っています。

  1. ぱっと思いつくのは、『利子(・配当金)』だと思いますが、利子だけではありません。
  2. 余分なお金を投資に活用することにより、更なるお金を集める仕組みを作ること
    *この仕組みは産業革命以降の資本主義で更に強化?(確認中)
  3. 不景気や増税/歳出削減の政策の効果は巡り巡って、立場の弱いひと、貧しいひとに向かうこと⇒更に貧しく…
    好景気や減税/積極財政の政策の効果は巡り巡って、有利な立場のひと、お金持ちに向かうこと⇒更にお金持ちに…
    *だからと言って、お金を供給しないと、「お金は集まる」性質により格差拡大

お金が集まる性質があるからこそ、格差是正の政策は国家として必要不可欠となります。

また、増税/歳出削減時は、お金持ちからお金をとるように
減税/積極財政時は、貧しいひとからお金が流れるようにも考える必要もあります。
逆を行うと、お金が集まりやすい性質が加速し、つまりは格差拡大が深刻化します。

加えて、インフレもお金が集まる性質を打ち消すのに役立ちます。

  • ただしインフレは、多少なりともお金を持っているひとへの罰金でもあります。インフレの際はしっかりと収入にインフレ分を転嫁できる仕組みになっていないと、インフレへの大衆の嫌悪感は逆に強まる結果に陥ります。

 

 

2.お金にひとは騙される

現代は、多様なモノ・サービスが存在しています。

モノ・サービスが豊富に存在すること自体はいいことかもしれませんが、
逆に、「お金があれば何でも叶う」との誤認が起こりやすいです。

素晴らしいのはモノ・サービスが豊富に存在することなのに、
何でも手に入るお金こそ素晴らしいと
お金にひとは騙されます。

 

更に、お金でモノ・サービスの価値をはかっているため、お金に換算できない(往々にして大切な)ものの価値が軽く見られたり、無視されたりします。

例えば、家事、育児
主婦は「自分は仕事をしていない」と劣等感を抱いてしまわないでしょうか?

例えば、医療、介護、災害救助、農業
命を護る労力に見合う評価が本当に出来ているのでしょうか?

  • →そもそもどうやってお金でモノ・サービスの価値をはかっているかはこちら(xbブログ)

 

経済指標についても、ほぼ必ずお金に直して算出する必要があるので、お金で換算できないものの価値は無視したものとなります。

チラシ補足説明で目安の指標として取り上げているインフレ率や潜在GDPについても同様です。
残念ながらお金に騙された枠からは出られてはおりませんm(_ _)m

お金にひとは騙されるものということを念頭に置いて、政策立案や議論を行う必要があります。

今抱いてる考えもお金に騙されているかもしれないな、と…

 

3.お金にひとは操られる

「貧すれば鈍する」の格言にあるように、
お金に困れば、お金を得るために何でもやるというようにひとは変わります。

お金に困った辛い経験をすれば、お金持ちになってもお金を更に得るために手段を選ばなくなるひともいるかもしれません・・・

「大事なのはお金じゃない」などという人は、お金のない状態を長く続けたことがないに決まっている

ロバート・キヨサキ(金持ち父さん 貧乏父さん著者)

 

お金にひとは操られるものですから、格差是正は、犯罪抑止や治安の向上に繋がります。

 

また、こうした直接的な意味だけでなく、日本円を扱うものは日本円の価値を、ドルを扱うものはドルの価値を、そしてビットコインを扱うものはビットコインの価値を下げないような行動に出ます。

 

ウソは一度ついたら、そのウソを隠すために更に大きなウソをつく必要があると深みにはまっていくものですが、
お金に関わっても同じようなことが起こります。

一旦、何らかのお金の使用を始めたら、ひとはそのお金を護る守護者に変わります。

ひとの集まりともいえる政府、中央銀行にとっても同じことであり、強力な守護者に変わります。

  • 日本円の価値の低下を心配するひと達にとっては安心できるお金の性質かもしれません。

 

 

最後に

お金自体に悪意はありませんが、お金が持つ根源的な性質を記載しました。

1.お金は集まる

2.お金にひとは騙される

3.お金にひとは操られる

このような性質に嫌悪感を抱く方も多くいるかもしれませんが、現状、私たちはお金を使わざるを得ません。

  • *完全にお金のコントロールから外れるには、例えば全人類が近しいひとと同じように相互理解出来る状態まで技術進歩が進まないと難しいと考えます。

必ず、どこかで妥協をする必要が出てきます。

議論をする際、相手がどのように妥協し政策を掲示しているのか見極めることが上手く話を進めるポイントにもなると考えます。(相手の心が汚い等の罵倒に発展するのではなく・・・)

 

一方で、より良き妥協や正確な現状理解もできるように常に私たちも知識をアップロードし進歩していく必要があります。

方向性の正誤はともかくとして、「国の借金」、BI(ベーシックインカム)、政府貨幣、仮想通貨、ビルトインスタビライザー、MMT(現代貨幣理論)も、より良き妥協に向かう中で起こっている話ではないでしょうか?

 

財源研究室の<おカネと暴力の歴史解説>分室において、お金の正確な理解のための情報発信を行っております。

そちらについても、参考にして頂けたら幸いです。

  • *この記事のお金の範囲にはIOUという意味のお金も含みます。

 

 

 

お金が持つ根源的な性質

1.お金は集まる

2.お金にひとは騙される

3.お金にひとは操られる

 

 

「税金は財源じゃない」の3種類の説明の仕方について

 

01-01.本当の財源はモノ・サービスの供給能力

 

握手券で説明-お金の発行とその限界-

日本の未来を創る勉強会での藤井聡先生の例えが大変分かりやすいので、記事化しました。

以下、関連のツィートをまとめます。

 

藤井先生
【なぜ政府が破綻しないのかというと、政府が貨幣を創っているから】
【AKB48がAKB48握手券握手を観客に配る時にそれは自分らがナンボでも配っていいわけです、お客さんから握手券を借りてどうやって破綻するですか】
【また刷ればいいじゃないですか】

ドルを借りてたらダメですよ。
乃木坂握手券を借りてたら破綻するかもしれませんけど… AKB48握手券だったら破綻しません。」

 

AKB48が握手出来る限り、AKB48はAKB48握手券を発行出来ます目が笑っている笑顔
「AKB48が握手出来ること」がAKB48のモノ・サービスの供給能力となります。

 

あくまでも適切な待ち時間内に握手をするという供給力には上限がありますので、
握手券を発行しすぎると、握手する人員が足りなくなるか、待ちの行列が長くなりますね。
そのことが分かるいい例えですね。

そして、握手するメンバーの拘束時間を長くするか、一人当たりの握手時間を短くしないといけませんね。
メンバーを増やせないか、握手するメンバーが誰でも良いわけでなければ、
AKBの労働を増やすか、ファンの握手の時間が短い=交換できる握手の価値が高くなる=インフレのどちらかでしょうね。

 

AKB48のメンバーに、握手する手があるうちは、幾らでも握手券を配ればよい。
手が疲れてきて、握手出来なくなったら、握手券もただの紙屑となり、役立たず。
これが真の握手会の破綻。

 

AKB48の握手券の発行数に物理的限界が存在するのと同様に国債発行額にもおのずと限界が存在する
これを理解できない人が
「国債が借金じゃないなら今すぐ5000兆円発行してみろ」 などとトンチンカンな反論をするのだ。

→引用元(アマチュアムセンJI1ARIとしみちさん)

 

まだ握手できます!とメンバーが申し出ているのに事務所が「たくさん発行し過ぎてしまったから何となくもうすべきではない」と握手券を発行せず、それによりファンの満足度が下がりイベント動員、興行収入がダダ下がり
メンバーも一人、また一人抜けていく でもこれが未来への責任だと言う

そしたら本当に発行できる握手券の上限が下がってきてしまいました(メンバーが減ったので)
※例え話です

 

AKB48メンバーやファン層にも貨幣発行の真実を知ってもらいたい。
若者こそこれからの未来を担う大切な存在だからキラキラ

この例えは秀逸。
対象者に合わせて、色々アレンジできる。
例えば、RPGゲームに慣れ親しんでいる世代には、「ゲーム内コインを(仮に)ゲーマーから借りたとしてどうやって破綻するんですか?また作ればいいじゃない」

 

予約という行為はお金の信用創造の例えに使えることに気がつきました。 予約という行為ならば、相手に合わせ、分かりやすく共感してくれるように伝えるのに選択肢が広がると思います両手を上げる 流石です。

引用元になってくれた皆様、ありがとうございますm(_ _)m

他にもご意見ありますので、元のツィートから見ていってくださいね!

 

アパート経営で考える国の財政

無から生まれるお金が 国の財源??

  • この説明は第5版以降の説明です。第4版までの説明はこちら

 

現代では おカネは無から生まれています。

 

例(1)  民間の借り入れ

よくある誤解

??   

 

実際は・・・

◎ 

誰かが借金をし使うことで、おカネは生まれ世の中に出回ります。
これは良いとか悪いとかの話ではなく、現代社会での基本です。
money creation(マネークリエイション、信用創造)と呼ばれます。

money creation(信用創造) 日銀総裁の証拠発言動画

おカネは借金返済によって消え、特に不況時はおカネが次から次へと消えるという悪循環にも陥ります。
おカネの消える悪循環は、現代社会の欠陥でもあります。

 

例(2)  政府の国債発行通じた政府支出

政府が国債発行し支出することでもおカネは生まれます。

 

 

個人や企業が借金してお金が出来るよりも、より安定な持続的な存在である政府が国債発行することで、
世の中に、借金返済によって消えてしまわない安定したおカネが生まれます。

 

つまり、政府がおカネを生み出し使うことは、国内の安定化に繋がります。

  • 政府の赤字→民間の黒字  ⇔  政府の黒字や財政再建→民間の赤字や貧困化、国家崩壊

  • 政府の赤字→民間の黒字  ⇔  政府の黒字や財政再建→民間の赤字や貧困化、国家崩壊

 

良いか悪いかの話ではなく、国債発行での政府支出は私たちの暮らしを護るために現状、必要な行為となっております。


国債の利子により、銀行、保険業等の各種金融サービスは支えられています。
利子収入が少なければ、各金融機関はよりリスクの高い金融商品や不動産に手を出さざるを得なくなったり、民間から手数料を更に徴収せざるを得なくなったりします。

 

中央銀行は金利調節のために国債の引き受けを行っています

日銀に保証されている国債は、借金ではなく単なる【通貨発行の記録】です。

 

例(3)  他のおカネの作り方

国債発行だけでなく、他でもおカネは生まれます。どのような形でも使う行為がおカネを世の中に行き渡るのにポイントとなります。

 

  以上の通りに
おカネは無から生まれます。 国の本当の財源は税金のことでもおカネのことでもありません。

 

<税金の役割>

×財源ではない。

・おカネ(日本円)を一部回収することで日本円を持つことを半ば強制。

  • *社会全体で日本円の使用が行き渡ったらそこまで必要な役割ではなくなる。

〇景気変動やインフレ調節

◎余っているところ、本来大切なところへのピンポイントでの課税

→累進課税強化(格差拡大でお金持ちがその他大勢を奴隷化するような事態を防ぐ)、タバコ税(ヒトの健康に悪影響)、環境税(自然環境を護り持続的な原料入手を可能とする)etc  

 

<おカネについて>

おカネは貸し借りの記録、情報です。

おカネは、モノ・サービスを受け取りたいひと(需要)と提供したいひと(供給)との間を円滑にやり取りするのに役立っています。つまり、おカネは「モノ・サービスの引換券」です。

国内で、モノ・サービスを提供できる力があり、モノ・サービスがあるから、引換券であるおカネも信用され使われます。

 

おカネは「モノ・サービスの引換券」です。
国の本当の財源は税金のことでもおカネのことでもありません。

 

 

では、次は 国の本当の財源について説明していきます。

 

 

次の話題 お金とモノ・サービス 本当に必要なのは? 

○ 政府のお金はどこから借りているのか?

財源チラシ第7版からは〇説明は削除しています。以下のサイト説明も変更を予定しています。

  • この説明は第3版からの新たなチラシ説明です。第2版までの説明はこちら
  •  

本当の財源の話を先に読んでみる場合はこちら

1.政府のおカネはどこから借りているのか?

私達個人や企業は、銀行からおカネを借りることがありますよね。

国債を「国の借金」とも言われますが、政府(国)の場合はどうしているのでしょうか?

一言で言うと、政府は日本銀行(日銀)から借りています。

(1)  日銀の口座

政府の口座は日本銀行の当座預金にあって、私達一般人が持てない口座で、金融機関や政府だけが持てる、特別な口座なのです。

私達が銀行窓口を使って、おカネを借りているのと同じように、政府は日銀の口座窓口からおカネを借りています。

(2)  日銀当座預金の出どころ

政府へ実際の貸し出しを行うのは民間の金融機関ですが、政府へ貸し出しするおカネ(日銀当座預金)の出資を日銀が民間の金融機関に行っています。 *市場金利調節のために実施しています。

つまり民間の金融機関が政府から国債を買うおカネは日銀が出しています。

(3)  最終的な国債の引き受け手

日銀が国債を政府から直接買い取ることは法律によって禁止されています。 一方で、市場を通じて、日銀が国債を買い取ることは可能です。

つまり、国債が何らかの思惑で急に売られたとしても、最終的な引き受け手になることが出来るのです。

事実として、現状、金融緩和の政策として国債の半分近くを日銀が保有しています。

  • 参考)国債等の保有者別内訳 財務省HPより

 

  • (狭い意味での)国債 償還期間:2年~40年
  • 国庫短期証券 国債全体の12.2% 日本政府が一時的に生じる資金不足を補うために発行する国債。償還期間:2か月程度~1年

結論1

政府は日本銀行(日銀)からおカネを借りています。

 

2.政府と日銀の関係

政府と日銀の関係について触れておきます。

日銀は政府とは独立した組織とされています。

政府は日銀の資本の55%を出資することが法律により定められていますが、株主総会というものはなく株主として経営に関与することは出来ません。

しかし、事実上、政府と日銀は繋がっています。場合によっては、日銀は政府の実質的な子会社と見なしてもよいかもしれません。

(1)  日本という存在

政府と日銀は日本という国家と一体となっています。

日本全体の政治運営を行う政府も日本銀行券(おカネの形態の一種、お札)の発行や金融政策の運営を行う日銀も日本から切り離すことは出来ません。

  • *硬貨(500円、100円、10円、5円、1円)は政府が発行しています。
(2)  日銀総裁人事

日銀のトップである日銀総裁の人事案は政府が作成します。

その人事案は衆議院と参議院での同意を得ますので、政権を運営している与党は日銀のトップを決めることが出来ます。

同様の手順で副総裁以下8名の政策委員会の構成員(会社でいう執行役員)が決まります。

株主のような人事権は持っていませんが、実質的な人事権は政府が握っています。

法律で決まっていますので、誰かに日銀の人事権を奪われることもありません。

(3)  日銀の利益は政府の利益

日銀が得た最終的な利益―日銀が保有している国債の利息収入も含む―は、出資者への配当や法的に差し引かなくてはならない金額(利益の5%)の分を除いたのち、国庫(政府)に返されます。

出資者には政府も含まれますので、配当分の55%も政府に返されます。

この仕組みは、子会社の利益を親会社の利益とするのと酷似しています。

結論2

事実上、政府と日銀は繋がっている。日銀は政府の実質的な子会社と見なしてもよい。

 

*政府と日銀を合わせて、「統合政府」と呼びます。

 

3.海外の影響は?

海外からおカネを借りている場合は財政破綻等のリスクはありますが、どうでしょうか?

結論を先に書くと、海外の影響は現段階で無視してよい状況下にあります。

(1)  国債の所有者

1-(3)で触れましたが、国債はほぼ半分が日銀によって所有されています。

海外の所有比率は10%強で割合少ない上に海外で日本国債が必要なくなれば、日銀が最終的な引き受け手になることも出来ます。

(2)  自国通貨建ての国債のみで運用

日本国債は全て自国通貨建ての国債のみで運用されています。

自国通貨建て国債の場合、通貨安となっても利息は一定で利息が海外に払えなくなるということはありません。国債の利払いも日銀のコントロール下におかれています。

自国通貨建て国債で財政破綻が起こらないことは財務省も認めています。→財務省HP

自国通貨建て国債のみで運用出来ている国は日本を含め数か国しかありません。

(3)  海外は日本からおカネを借りている

(引用元) 日本の資金過不足 国内民間部門の収支(黒字)=国内政府部門の収支(赤字)+海外部門の収支(赤字)

引用元:貨幣論研究者シェイブテイル氏より 家計純資産≒政府純債務+企業純債務+海外純債務

海外は国内民間(特に家計)に対しておカネを借りているため、

国債利息収入より多くのおカネを日本全体に対し支払っています。

  • 参考)2020年の日本の経常収支黒字額:17兆円/2020年末の日本の対外純資産:356兆円

 

結論3

従って、政府がどこからおカネを借りているかの議論において

海外の影響は現段階で無視してよい状況下にあります。

 

 

以上の「〇 政府のお金はどこから借りているのか」の説明をある一家とよその家(海外)に例えると以下の通りにまとめられます。

 

 

 

次の話題 ◎ 無から生まれるお金が国の財源??

◎ 財源は税金じゃない。お金とは何か?

 

  • この説明は第4版以前の説明です。第5版からの説明はこちら

おカネはmoney creation(信用創造)にて発生。返済能力(≒供給能力)を担保に無から作られる。

参考)money creation(信用創造) 日銀総裁の証拠発言動画

 

例(1) -① 銀行からの借り入れ よくある誤解  

●本当はmoney creation量に対し数%の少額の日銀当座預金があれば、預けられている銀行預金が少なくてもmoney creationにておカネを作れる。

 

例(1) -② 企業の借り入れ→社員への支払い

*需要≦供給の低迷期は需要が少ないため、企業の借り入れの審査時に供給能力は本来の能力より低く見積もられる。

 

例(2) 個人の借り入れ→不動産購入

       

 

例(3)-① 国の財政 よくある誤解                    

国の財源は税金ではありません。

 

例(3)-② 国の財政 実際

 

もっと詳しくは Money Creation(信用創造)補足 政府支出から国債発行までのプロセス

 

*実際に国債増加と同じように銀行預金も増えています!!

 

まとめ

おカネは債務と債権の記録として生み出されやり取りされる。

おカネは需要と供給を円滑に進める潤滑剤、道具に過ぎない。

国の本当の財源はおカネでもありません。

 

<税金の役割>

×財源ではない。

・おカネ(日本円)を一部回収することで日本円を持つことを半ば強制。

  • *社会全体で日本円の使用が行き渡ったらそこまで必要な役割ではなくなる。

〇景気変動やインフレ調節

◎余っているところ、本来大切なところへのピンポイントでの課税

 →累進課税強化(格差拡大でお金持ちがその他大勢を奴隷化するような事態を防ぐ)、タバコ税(ヒトの健康に悪影響)、環境税(自然環境を護り持続的な原料入手を可能とする)etc

 

じゃあ、財源って、大切なものって何なの?

それは、供給能力、モノ・サービスを供給出来る力のこと   

 

続きは 次の話題 お金とモノ・サービス 本当に必要なのは? にて

01.お金はどこから借りているのか?

 

  • この説明は第2版までのチラシ説明です。第3版からの新たな説明はこちら

 

  • (狭い意味での)国債 償還期間:2年~40年
  • 国庫短期証券 国債全体の8.7%
    日本政府が一時的に生じる資金不足を補うために発行する国債。償還期間:2か月程度~1年

 

国債全体の保有者の割合

日本銀行 44.2%     *日本政府が55%の株を保有する事実上の政府の子会社、日銀
国内金融機関 34.3%
海外 12.9%
その他国内  8.6%

 

・国債の約半分は政府の子会社の日銀が保有している。

・海外の保有者は全体の1割程度。

・国債は全て日本円(自国通貨)建て。

(おまけ)  財務省HPより

日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。

 

 

  • 誰かの赤字は誰かの黒字、誰かの負債は誰かの資産

国内政府部門の収支+海外部門の収支+国内民間部門の収支=0

(引用元) 日本の資金過不足 

 

統合政府(政府+日銀)は赤字

海外も赤字  (=経常収支黒字)

民間(企業+家計)は黒字

 

 

家計純資産≒政府純債務+企業純債務+海外純債務

引用元:https://twitter.com/shavetail/status/1053116811049263110?s=20

 

まとめ

・誰かの赤字は誰かの黒字、誰かの負債は誰かの資産

・政府が赤字でも、民間は政府+海外の赤字分含めての黒字

・政府が負債を抱えていても、家計は政府+海外+企業の負債分の資産を持つ

「国の借金」の利息で海外が得る収入より多くのおカネを海外が国内の民間に支払うこととなっており

全て相殺して考えると、

◎「国の借金」は海外からではなく、民間から借りている。

 

家計で例えるとお父さんに借金があるが、貸しているのはお母さんや子供。
しかも、その一家はよその家にもおカネを貸しているお金持ち一家。

 

 

 

次の話題 02税金は財源じゃない。お金は何か?