無から生まれるお金が 国の財源??

  • この説明は第5版以降の説明です。第4版までの説明はこちら

 

現代では おカネは無から生まれています。

 

例(1)  民間の借り入れ

よくある誤解

??   

 

実際は・・・

◎ 

誰かが借金をし使うことで、おカネは生まれ世の中に出回ります。
これは良いとか悪いとかの話ではなく、現代社会での基本です。
money creation(マネークリエイション、信用創造)と呼ばれます。

money creation(信用創造) 日銀総裁の証拠発言動画

おカネは借金返済によって消え、特に不況時はおカネが次から次へと消えるという悪循環にも陥ります。
おカネの消える悪循環は、現代社会の欠陥でもあります。

 

例(2)  政府の国債発行通じた政府支出

政府が国債発行し支出することでもおカネは生まれます。

 

 

個人や企業が借金してお金が出来るよりも、より安定な持続的な存在である政府が国債発行することで、
世の中に、借金返済によって消えてしまわない安定したおカネが生まれます。

 

つまり、政府がおカネを生み出し使うことは、国内の安定化に繋がります。

  • 政府の赤字→民間の黒字  ⇔  政府の黒字や財政再建→民間の赤字や貧困化、国家崩壊

 

 

  • 政府の赤字→民間の黒字  ⇔  政府の黒字や財政再建→民間の赤字や貧困化、国家崩壊

 

良いか悪いかの話ではなく、国債発行での政府支出は私たちの暮らしを護るために現状、必要な行為となっております。


国債の利子により、銀行、保険業等の各種金融サービスは支えられています。
利子収入が少なければ、各金融機関はよりリスクの高い金融商品や不動産に手を出さざるを得なくなったり、民間から手数料を更に徴収せざるを得なくなったりします。

 

中央銀行は金利調節のために国債の引き受けを行っています

日銀に保証されている国債は、借金ではなく単なる【通貨発行の記録】です。

 

例(3)  他のおカネの作り方

国債発行だけでなく、他でもおカネは生まれます。どのような形でも使う行為がおカネを世の中に行き渡るのにポイントとなります。

 

  以上の通りに
おカネは無から生まれます。 国の本当の財源は税金のことでもおカネのことでもありません。

 

<税金の役割>

×財源ではない。

・おカネ(日本円)を一部回収することで日本円を持つことを半ば強制。

  • *社会全体で日本円の使用が行き渡ったらそこまで必要な役割ではなくなる。

〇景気変動やインフレ調節

◎余っているところ、本来大切なところへのピンポイントでの課税

→累進課税強化(格差拡大でお金持ちがその他大勢を奴隷化するような事態を防ぐ)、タバコ税(ヒトの健康に悪影響)、環境税(自然環境を護り持続的な原料入手を可能とする)etc  

 

<おカネについて>

おカネは貸し借りの記録、情報です。

おカネは、モノ・サービスを受け取りたいひと(需要)と提供したいひと(供給)との間を円滑にやり取りするのに役立っています。つまり、おカネは「モノ・サービスの引換券」です。

国内で、モノ・サービスを提供できる力があり、モノ・サービスがあるから、引換券であるおカネも信用され使われます。

 

おカネは「モノ・サービスの引換券」です。
国の本当の財源は税金のことでもおカネのことでもありません。

 

 

では、次は 国の本当の財源について説明していきます。

 

 

 

次の話題↓

01-01.本当の財源はモノ・サービスの供給能力

 

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