(国の、本当の)財源チラシのサブタイトルは第4版から
「供給能力-日本の技術・設備・資源、働き生活する私たちーこそが本当の財源だった!」
へと改良しています。
この中の“働き生活する私たち”について、貴方も本当に含まれているのかどうか、説明します。
“働き生活する私たち”の意味するところは3つあります。
1. 実際に仕事をしてモノ・サービスを提供している私たち
職業として働き、何らかのモノ・サービスを提供している貴方がいるからこそ、日本が成り立っています。
例えば、今は新型コロナウィルスが流行していますが、
対処する医療従事者の皆様がいなくては、もっとひどい状況になっていたと思います。
ぎりぎりで頑張ってくれている医療従事者の方あっての日本です。
そんな医療従事者の方々に国に財源がないからと言い、手厚い支援金で報いないのは明らかに間違っています。
国が無から作れるおカネよりも、医療従事者の皆様の方こそ本当の財源です。
2. 無償の形でモノ・サービスを提供してくれている私たち
おカネを稼ぐ仕事をしてモノ・サービスを提供してないからと言って、本当の国の財源に当てはまらない訳ではありません。
無償というとボランティア活動がまず頭に浮かぶかと思います。
しかし、もっと多くの方が別のことに関わっています。
子育てです。
子育てに関わるお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、兄姉・・・
将来の日本を支える子供たちを育てる皆様こそ国の本当の財源です。
国が無から作れるおカネをケチって、子育て支援をしなくていい理由はどこにもありません。
今、日本で進んでいる少子化をこれ以上悪化させないため、国が率先して子育て支援をすべきです。
尊い想いで無償でモノ・サービス提供している貴方にもしっかりと報いるべきなのです。
3.日本で生活している全ての私たち
モノ・サービスを提供するひと達がいても、そのモノ・サービスを利用してくれるひとがいなければ、上手くいきません。
生活する貴方の需要あっての供給能力です。
国が無から作れるおカネを惜しんで国内需要を強制的に減らせば、需要と供給のバランスで成り立つ経済は壊れていきます。需要なく使われなければ大切な供給能力も廃れていきます。
低迷期、特に新型コロナウィルス感染防止で供給能力が弱まっているときは国が手厚い財政支援をし、生活する貴方が安心して需要出来るようにする必要があります。
まとめ
働き、生活する私たちとは、つまり
1. 実際に仕事をしてモノ・サービスを提供している私たち
2. 無償の形でモノ・サービスを提供してくれている私たち
3.日本で生活している全ての私たち
貴方も国の大切な財源・・・『人財』です
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