おカネとは
「情報」です。
どんな「情報」か?
「貸し借りの記録」という「情報」です。
おカネは 「借りる」とこの世に「生まれる」
逆に、
おカネは 「返す」とこの世から「消える」
「情報」である以上、
物理的に「おカネのプール(たまり場)」を作ることはできません。
たとえば、
あなたが銀行から「100万円」を借りるとします。
銀行がやることは2つ。
❶あなたに「100万円を返済する能力」があるのか確かめること
❷もしあなたに100万円を返済する能力があると判断した場合は、あなたの通帳に「100万円」という「数字を書くだけ」
これだけです。
つまり
銀行は「あなたに借金を返済する能力」があるとわかれば、
手元に資金がなくても
「借り手の通帳に数字を書くだけ」 で、
銀行はあなたにおカネを貸出すことができます。
これを「信用創造(しんようそうぞう)」と言います。
英語で「Money Creation(マネークリエーション)」と言います。
銀行が「信用創造(しんようそうぞう)」するとき、
他の人の通帳からおカネは減っていません。
新たに「100万円」という「おカネ」がこの世に「生まれた」だけです。
つまり、 おカネは「誰かが借りる」と、 この世に「生まれる」。
もし、おカネが「情報」ではなく「モノ」なら、
別の人から必ずおカネが減っていないとおかしいんですよ。
でも、現実は別の人のおカネは減りません。
このことから分かるように、
おカネとは「モノ」ではなく「情報(貸し借りの記録)」なのです。
- アイキャッチ画像イラスト・イラストAC(No.22942146)
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