皆さん、こんにちは。リナードルです。
ここ最近、寄稿が滞って居ましたが、今回、久方振りの寄稿となります。そんな訳で早速本題へと入りましょう(と、言っても、タイトルで既に予想が出来るのかも知れませんが)。
「自民党と立憲民主党が衆議院と参議院の常任委員長と特別委員長に支給される手当を廃止することで合意しました。(中略)衆参の常任委員長と特別委員長に毎日6000円支給される「委員長手当」を廃止することで合意しました。 委員長手当をめぐってはこれまで日本維新の会が廃止を訴えていました。 委員長手当の廃止は今週中にも衆参の議院運営委員会で正式に決まる見通しです」
自分がこの記事を見た時に感じた感想は
『自民も維新もケチ臭い事してんじゃ無いよ』
ですね。
ホント何と言うか、今回の結果、ルサンチマンプロバガンダに囚われた有権者の溜飲を下げる以外に、一体全体、何のメリットが有るのか、自分には疑問に思えてなりません。
仮に今回の委員長に支給された手当を廃止したところで(委員長と有る以上、流石に複数名任命されて居るとも考え難いので、ここでは常任委員長と特別委員長、各1名ずつ任命されて居ると言った仮定で話をさせて貰いますが)総額にして見ても僅か438万円に過ぎない訳で(実際には不可能ですが)縦しんばこれを財源として困窮して居る世帯に対する支援に充てるにしたとしても、1人辺り1円にも満たないと言う事です。
繰り返しになりますが
『これを決めたところで、一体全体何の意味が有るの・・・?( ゚д゚)』
と、自分としても思わずには居られないと言ったところなのですが、ここから更に根が深いと言うか問題が有りまして
『シケた政策してるんじゃない!?(# ゚Д゚)』
と、言った批判・指摘に対して
『政党助成金はどうした』
や
『議員報酬(或いは議員定数)削減はどうした?』
と、返す方を見て居ると
『本当に根が深いな。今回の決定に対して批判・指摘でも、この後の台詞や捉え方がここまで異なるとは・・・』
と、自分には思わずには居られません。
因みに今回決定した支給手当廃止の決定。岸田総理が言って居る
『国民負担を増やす事はしない!?( ー`дー´)キリッ』
と、言う発言を既に完全に無視して居るとも言える訳です(まさか『常任委員長や特別委員長は国民では無い』等と、反論される方は居ませんよね?)。
良く耳にするのが
『自民党は、選挙が終わるまでは増税と言った国民負担を増やす発言は控えるが、終わった途端、国民負担を増やして来る』
ですが、今回の決定を見てると、全然そんな事は有りませんね。
『○○報酬削減と言った歳出削減も又、国民負担を増やす政策で有り、今現在の日本に置いては正に苛政その物で有る』
訳です。
『誰かの収入を減らす事を画策したところで、国家・国民に置いては全く何のメリットも無い。それどころか、デメリットでしか無い』
と、言う見解を、是非とも有権者の方々には持って貰いたい物で有るとは、自分は言いたい気分ですね。
その様な他人の収入削減を画策する事は、結局、潜在需要を喪失し、国内投資も妨げる結果にしかならない訳ですからね。
【速報】毎日6000円支給の「委員長手当」廃止で与野党合意 日本維新の会が廃止を訴え-TBS NEWS DIG
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