年200兆円以上の政府支出を「必要」とする根拠 *複数あり

2年間で600兆円近く追加で政府支出して、ようやくデフレ脱却目標のインフレ率2%を超えるという参議院・調査情報担当室の調査結果も出ています。本当の財源である供給能力を今後とも維持したかったら、2年間で600兆円近くの政府支出を実施する“必要がある”ということを言っています。

その根拠となる出典を紹介します。

 

参議院・調査情報担当室の調査

みんなに毎月10万円を配り続けたら国は破綻するか?】#特別定額給付金 #新型コロナウイルス #現金給付【れいわ新選組代表 山本太郎】

新型コロナウィルスの経済への悪影響は考慮されておらず、更に政府支出が必要です。

 

800兆円の政府支出の必要を見積もり

「国債386兆円を増発しても大丈夫」は間違いでした【新宿会計士の政治経済評論】

 

2005年時点で500兆円の政府支出の必要を見積もり

マクロ経済学という科学を捨てては重要国策の遂行は不可能【日本経済再生政策提言フォーラム会長 経済学博士 丹羽春喜】

 

政府支出した際の大まかなインフレ率の算出方法

国民全員に1億円配るとどうなるのか?【研究猫とも】 

 

(おまけ)「平均概念」の潜在成長率では分からない

潜在成長率の秘密 信じがたい「平均概念」の欺瞞と恐怖を知ってくれ [三橋TV第283回] 三橋貴明・高家望愛

 

 

 

 

中央銀行は金利調節のために国債の引き受けを行っています

日本銀行をはじめとする各国の中央銀行は、金利調節をして、景気をコントロールしようとしています。

金利調節に使われるのが、(自国通貨建ての)国債です。

この記事では、「中央銀行は金利調節のために国債の引き受けを行っています」を解説します。

  • *なお今後の記事で説明しますが、中央銀行が必ず景気のコントロールを出来る訳ではありません。

 

1. 民間銀行は国債を保有したい

自国通貨建ての国債は、自国で作られる通貨(日本の場合は日本円)をもとにしているため、財政破綻は起こらず、極めて安定な金融資産として機能します。

国債発行に否定的な考えの執筆陣で書かれた「国債の全て」(三菱東京UFJ銀行円貨資金証券部著)には、民間銀行の立場から次のように記載されています。

銀行は、-中略-総合的な資産・負債管理のもとで、金利リスクや流動性リスクのコントロール手段として国債投資を行っている。

-中略-

多くの銀行では、預超部分に対応する資金運用の大半を国債に投資しているのが実情である。その理由は、国債が信用度・流動性ともに高く、預超部分の見合い運用として適していること-以下略

国債の全て 第6章 銀行ALMにおける国債投資とリスク管理 2 銀行におけるALM運営体制 p355

“国債は信用されているから民間銀行で多く所有されている”と、国債発行を否定的に記載したい思惑の入っている「国債の全て」でも認めざるをえない状況です。

私たち家計・企業の銀行預金は民間銀行側からみると借金であり、課された借金以上の利益をあげる必要性が生じます。

課された借金以上の利益をあげる必要性がある中で、貸し倒れリスクの高い住宅ローンや株にて運営し、利益を狙うことは危険なギャンブルと同じです。

ギャンブルは数回だけなら成功するかもしれませんが、ギャンブルをもとに銀行を継続的に運営することは不可能です。

利回りが低いが破綻の心配がなく堅実に利益を上げられる国債を主力にした方が、安定した銀行サービスを提供していくことが可能となります。

 

2. 国債の金利が他の債権の金利の基準に

民間銀行は国債金利を基準(最低金利)として、貸し倒れリスクの高い他の債権の金利を上乗せして考えていきます。

  • *ただし、民間銀行の想定する本当の最低基準はインフレ率です。金利とインフレ率の関係は今後の記事で説明します。

例えば、(インフレ率の予想 0~0.5%)、国債の金利が1%だったら、トヨタ社の社債は2%、住宅ローンの金利は4%という風にです。

国債の金利を0.5%とすると、トヨタ社の社債は1%、住宅ローンの金利は2%というように減って、お金を借りやすく出来ますし、

国債の金利を2%とすると、トヨタ社の社債は4%、住宅ローンの金利は6%というように増え、お金を借りにくくし景気の過熱を防ぐことも可能です。

このようにして国債の金利を調整して、中央銀行は景気をコントロールしようとしています。

 

3. 金利調節は国債の引き受けにより実施

具体的な金利調節は、国債を引き受け、その分、資金(お金の一種である日銀当座預金)を民間銀行に渡すことにより行っています。*逆に金利を上げたい場合は、国債を売り払い民間銀行の資金を回収する。

例えば、99万円の国債を1年満期でもつと、100万円になって戻ってくるとします。すると、ざっくり国債の金利1%となります。この状態で中央銀行が国債の金利を1%のままにしたいとします。

お金を作れる中央銀行は、国債が市場から尽きるまで無制限に99万円で国債を買い取り、金利1%のままに保つことが可能です。

民間銀行M:「ヤバイ!!国債価格が暴落するかも!! 満期まで国債を持っていたくない~! 99万円で買った国債を90万円でもいいから売り払いたい」

日本銀行(日銀):「・・・じゃあ、99万円で買い取りますよ!!」

民間銀行M:「え?いいの?やった~♪」

  • *民間銀行Mは気が変われば、得た資金を使ってまた国債を買うことも可能です。

このようにして、日本銀行を含む中央銀行は金利調節のために、国債を引き取っています。

  • 実際には、中央銀行が99万円で国債を買い取って貰えるということが分かっているため、中央銀行が介入しなくても99万円~満期の価格である100万円の間-99万円少し上の価格域-で市場での取引が行われます。

 

最後に. 国債の引き受けは中央銀行の業務の一環

中央銀行は、国内経済の安定という職務上、結果的に国債の暴落を防ぐ役割を果たしています。

中央銀行の国債の引き取りは業務遂行の一環です。業務遂行に口出しすることは中央銀行の独立性を妨げます。

自国通貨建ての国債は最終的には中央銀行によって保証されています。

保証されている以上、財務省HPに記載の通り、
「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられません」。

 

 

更に詳しい説明⇒ 4-6.財政赤字と国債金利 その3(日銀の国債金利操作) (xbtomoki氏)

財源チラシ補足説明⇒ ○政府のお金はどこから借りているのか?

「税金は財源じゃない」の3種類の説明の仕方について

本記事では「税金は財源じゃない」の3種類の説明の仕方について、解説します。

前置き

  • この記事は、主に積極財政の大切さを十分に理解している方向けに書いています。財源研究室の伝え方を越えた範囲でも解説していますので、一参考資料として読み考えて頂けたら有難いです。
  • 物事の見方は相手によって様々です。誰もがあなたと同じことを考えられる訳でもありません。どのような表現が効果的に伝わるかは相手次第です。
  • 3種類の説明の仕方の長所そして短所を見極めて、使って頂けたらと思います。
  • なお税金が財源であろうがなかろうが、①政府のお金の使い方に国民が口出しできない訳ではありませんし、②今の積極財政の必要性を伝えられない訳ではありません。
  • 出来るだけ多くのひと、生き物、地球環境そして巡り巡ってあなた自身が救われるいい世の中にしていくために
    相手によっては「税金は財源じゃない」の伝え方に固執することなく、説明して頂けたら幸いです。

 

「税金は財源じゃない」の3種類のパターン

パターン1:スペンディングファーストにもとづく「税金は財源じゃない」

圧倒的な主流派である「税金は財源じゃない」の説明の仕方です。もしかしたら、読んでくれているあなたの方が詳しいかも

「政府支出は新年度の4月から始まるのに、税金の確定申告は年度末・・・あれ?順序が逆じゃない?」という風に、相手に疑問の取っ掛かりを簡単に作ることができます。

 

パターン2:租税貨幣論にもとづく「税金は財源じゃない」

井上純一さん提唱(?)の「税金は財源じゃない」です。

説明はこの漫画のように行います。

お金とは何かまで理解の進む説明の仕方だと考えます。

 

パターン3:そもそもお金自体、本当の財源じゃない

財源研究室流の説明の仕方で、money creation(マネークリエイション、信用創造)により無から生まれるお金自体、本当の財源じゃないと説明する方法です。

詳しくは (国の、本当の)財源チラシチラシ補足説明をご覧ください。

 

それぞれの短所も知って使い分けを考えてみよう!

まずは、「税金は財源じゃない」の圧倒的な主流派であるパターン1〈スペンディングファーストにもとづく「税金は財源じゃない」〉から短所を説明していきます。

パターン1は相手に簡単に疑問の取っ掛かりを作れ、便利な表現ですが、だからこその短所を持ち合わせています。

短所は簡単に言うと、深い議論に弱いことです。

 

パターン1の短所その1:結局、担保は税金なんじゃ?

新年度の政府支出は、広い意味での国債である政府短期証券によってまかなわれます。

税金徴収後に、税金によって一部の政府短期証券は償還され、残りは狭い意味での国債となります。

 

政府短期証券が後から徴収される税金を担保として発行されているとの見方をすると、結局、「税金が財源なんじゃ?」ととらえられてしまう恐れがあります。

 

パターン1の短所その2:税金が財源じゃないなら、財源って何?

パターン1は税金の説明に焦点を当てているため、「じゃあ財源って何?」の疑問には答えにくいのが2番目の短所です。

パターン1のスペンディングファースト的な考え方を広げて「財源は(税金徴収よりも国債発行よりも先に行う)政府支出」であると説明する方も見受けられます。

政府の意思が財源であるということを伝えたいのだと推察しています。

 

しかし、政府支出というのは、お金が民間に届く一連の過程の1つに過ぎません。税金徴収よりも国債発行よりも先に行われているだけです。

この論法の「先の先」をとる反論として、政府支出の前に行う前年度の税金徴収によって、財政スペース(政府支出を受け入れる際に必要な、モノ・サービスの供給能力)の空間を作るから、税金も財源であるという指摘も見受けられます。

しかし、この財政スペースを作るための税金徴収も一連の過程の1つに過ぎません。

そんなことを挙げていったら、国会での議論が財源であるとか、選挙こそが財源であるとか不毛な議論に陥ります。全て過程の1つです。お金が民間に届く過程(条件)なら、何でも財源なのでしょうか?

 

このように、難しいこと考えがちな相手では、パターン1の説明の仕方は上手く伝わらない恐れがあります。

 

パターン2〈租税貨幣論にもとづく「税金は財源じゃない」〉は、特に目につく短所は見当たりませんが、あえて挙げると以下のような懸念点はあります。

① パターン1と同様に、「じゃあ財源って何?」の疑問には答えにくいこと

②マイナーな説明なので、パターン3と同様に、説明を上手くできるひとが少ないこと

③パターン1のような簡単な説明は”現時点では”難しいこと
*言葉で説明するより、井上さんの漫画を見せたらいいかもしれません。パターン3も同様に財源チラシを見せた後の説明がいいかもしれません。

 

パターン1、2の短所となる「じゃあ財源って何?」への返答は、

【財源は必要ない。唯一の制約は、政府支出したときに、政府支出を受け入れるだけの、モノ・サービスの供給能力が私たちにあるかどうかだよ!】というように答えるのがベターと考えます。

 

パターン3〈そもそもお金自体、本当の財源じゃない〉は財源を私たちのモノ・サービスの供給能力と説明し、「じゃあ財源って何?」の疑問にも答えられる方法です。

パターン3の短所としては、財源=お金のことだと頭ガチガチに信じるひとには、意味不明の表現となり通用しません。

そもそも、財源って何のことだろうと、お金の範囲にとらわれずに柔軟に考えていけるひとに向いています。

 

「税金が財源じゃない」が通じなくても、伝え方の方法はある!

最後に、おまけとして、「税金が財源じゃない」が分かってくれなかった場合の説明の仕方をご紹介します。

「損して得取れ」のことわざや「北風と太陽」の寓話を取り入れ、積極財政で民間をうるおせば、後から税収が伸びるという説明ができます。

子供の教育に国の財政を例え、教育にお金を使った場合と使わなかった場合、どっちが子供が伸びるの?というような問いかけもできます。(もちろん、子供の資質や性格にあわせ、どのようにお金を使うかも大事となります。国の財政だって同じです)

 

本当に大切なことは、「税金が財源じゃない」ということを広げることではないはずです。あなたが目指したい世の中にしていけるかどうかのはずです。

柔軟な伝え方の参考に以下の記事もお読み頂けたら幸いです。

世界最悪の「国の借金」“対GDP比”の問題が(名目)GDPにあることを分かりやすく解説

【藤井聡】財政再建を叫ぶなら消費税を5%減税せよ ~税収シミュレーションが指し示す『真実』~

 

 

「税金は財源じゃない」の3種類のパターン

パターン1:スペンディングファーストにもとづく「税金は財源じゃない」
  • ◎説明が簡単 ●深い議論は苦手
パターン2:租税貨幣論にもとづく「税金は財源じゃない」
  • ◎バランス型
パターン3:そもそもお金自体、本当の財源じゃない
  • ◎本質追求型 ●固定観念が強すぎるとNG

 

 

財源研究室HP サイトマップ

 

財源チラシ説明での引用元の紹介

サイト上の財源チラシの補足説明で引用している資料の管理者様についての紹介を行います。

説明に使わせて頂き、ありがとうございます。 皆様のおかげで詳しい説明が出来ておりますm(_ _)m

 

  • (50音順/公共機関除く)

飯田泰之 明治大学経済学部准教授
監修の「キミのお金はどこに消えるのか」の説明を使用しています。

xb MMT解説ブログ管理人
01説明にて インフレに関する考察 の記事を使用しています。

小川製作所様 製造業/日本の経済統計と転換点ブログ管理者
02説明にて GDPデフレータ 1980=100 政府支出の推移 1991=100GDPデフレータの推移 2003年=1 のグラフを使用しています。

  • グラフは財源チラシの説明のためにわざわざ作成して頂いておりますm(_ _)m

cargo 🌹薔薇の人/稀にElekingでライター
04説明にて コロナ予算の半分を使ってなかった日本政府。おまけにIMFに粉飾報告も! の記事を使用しています。

角川ドワンゴ学園チャンネル
〇&01説明にて 【N高政治部】麻生太郎副総理 特別授業(高校生のための主権者教育)の動画を使用しています。

sameme
01説明にて ハイパーインフレになるには の図
03説明にて 財政出動しないことの害、それは供給能力の衰退 の図を使用しています。

シェイブテイル 貨幣論研究者/共著に「バランスシートでゼロから分かる 財政破綻論の誤り
〇説明にて 誰かの負債は誰かの資産 の図を使用しています。

新宿会計士 金融評論家/新宿会計士の政治経済評論ブログ管理人
04説明にて 「国債386兆円を増発しても大丈夫」は間違いでした の記事を使用しています。

Sonny Kim
◎説明にて 西田昌司 お金の正体=信用創造 20190404 の動画を使用しています。

高橋聡 ウェブライター/進撃の庶民管理人
02説明にて インフレ率とは?求め方・日本や各国のインフレ率なども解説 の記事を使用しています。

tasan
04説明にて 各政党の政策比較 の図を使用しています。

とらたぬこ 消費税チラシ作成者
01説明にて 敗戦直後の体験談 の話を使用しています。

豊田長康 鈴鹿医療科学大学学長
03説明にて 主要国における物理・化学関連5分野の論文数の推移 の記事を使用しています。

中村哲治 元 政治家/公益財団法人国際人材普及振興協会専務理事
◎説明にて 一般政府と家計・法人の金融資産・負債差額の推移 のグラフを使用しています。

丹羽春喜 大阪学院大学経済学部名誉教授
04説明にて マクロ経済学という科学を捨てては重要国策の遂行は不可能 の記事を使用しています。

Nonsuke38 MMTクラスタ
02説明にて デフレ最大の害とは、供給能力衰退である の図を使用しています。

薔薇マークキャンペーン
02説明にて 過去20年間の政府総支出の伸び率 のグラフを使用しています。

藤井聡 京都大学大学院教授(レジリエンス実践ユニット長)& 表現者クライテリオン編集長
04説明にて 財政再建を叫ぶなら消費税を5%減税せよ ~税収シミュレーションが指し示す『真実』~ の記事を使用しています。

三宅隆介 川崎市市会議員/反緊縮・反ネオリベを掲げる地方議員
〇説明にて 日本の資金過不足 の図を使用しています。

三橋貴明 経世論研究所 所長
◎説明にて 小学生でもわかる話 の記事、
01説明にて 外為市場・国債市場から政府をコントロールする「奴ら」潜在成長率の秘密 信じがたい「平均概念」の欺瞞と恐怖を知ってくれ 
の動画、
03説明にて ロシアのデフォルトから学ぶ国際金融資本のやり口笑えない真実 財政破綻論者の主張が日本を財政破綻させるの動画、レバノンから分かる「日本を財政破綻に追い込む道」の記事を使用しています。

みぬさ よりかず 「国家戦略特区」blog管理人
◎説明にて 負債ピラミッド/債務ヒエラルキー の図を使用しています。

miffy 高校教師(政治経済)
◎説明にて 銀行がお金を貸し出す仕組みは?銀行ごっこで理解しよう! の動画を使用しています。

村上 尚己 アセットマネジメントOne株式会社 シニアエコノミスト
以前の04説明にて 日本経済が完璧に「一人負け」、じつは「政府の支出と補償」がまったく足りていなかった…! の記事を使用していました。

望月慎(望月夜) Modern Monetary Theory(MMT)支持者/著書に「最新MMT[現代貨幣理論]がよくわかる本
01説明にて Modern Monetary Theoryの概説 の記事を使用しています。

山本太郎 れいわ新選組代表
04説明にて 【みんなに毎月10万円を配り続けたら国は破綻するか?】#特別定額給付金 #新型コロナウイルス #現金給付 の動画を使用しています。

Ray Dalio ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツ創設者
◎説明にて 30分で判る 経済の仕組み の動画を使用しています。

ログミーファイナンス
◎説明にて 30分で判る 経済の仕組み(Ray Dalio氏) の書き起こし版を使用しています。

 

 

外部リンク

チラシ補足解説の推薦資料集

財源チラシの補足説明とは別に、他の方が本当の財源(供給能力)を解説した資料を紹介します。

チラシ理解のため推薦する資料集です。
全部見る必要はありません。貴方の考えに近い方の説明を参照し、自分の力にして頂ければ幸いです。

  • (50音順・敬称略)

あまちゃん

経済のキホンとして超積極財政を主張する上で(応用知識編)

 

三橋貴明

  • 複数推薦動画がありますので、まとめた記事をつけます。

お勧め動画

  • お勧め動画には三橋先生以外のおカネに関する説明も載せています。

 

ムギタロー/Mugitaro

 

 

森井じゅん

 

山本太郎

 

 

財源チラシ説明の補足リンク集

財源チラシの説明 では説明しきれなかった説明にてリンク集を設置します。
補足とはいえ基本的な説明ですので、各記事参考にして頂ければと思います。

 

◎ 国の財源??お金は無から出来ている の補足記事

Money Creation(信用創造)補足 政府支出から国債発行までのプロセス

「税金は財源じゃない」の3種類の説明の仕方について

 

01 お金とモノ・サービス 本当に必要なのは? の補足記事

財源チラシ サブタイトル 働き生活する私たち の意味するところ

 

02 使わないと本当の財源は減る の補足説明

需要(じゅよう)と供給(きょうきゅう)についてのツィート集

 

04 将来にツケを残さないためには? の補足説明

私たちの理想を制限する2種類の重し:今、何故動きにくくなっているのか?

 

 

私たちの理想を制限する2種類の重し:今、何故動きにくくなっているのか?

財源チラシ説明 04 将来にツケを残さないためには?の△ピラミッドの説明を説明をします。

 

△ピラミッドで表現しましたが、より具体的には私たちに覆い被さった重しのイメージの方が分かりやすいです。

この重しが存在するせいで、私たちがそれぞれ胸の内にある理想の状態が叶えられなくなっています。

 

私たちの理想制限する重しには、2種類のタイプが存在します。

 

私たちの理想制限する重し 1つ目:供給制約

私たちが現在、タイムマシンや(ドラえもんで言うところの)どこでもドアが使えないように
私たちは時間的な物理的な制限、供給制約を受けています。

 

この供給制約は、私たち人類だけでなく、生命体が誕生してからずっと全ての生命体に課されている制約です。

生命の進化や人類の進歩は、この供給制約を少しずつ克服してきた歴史です。

 

水上でしか住めなかった生命体が陸上で生活出来るようになったのも、
馬に乗って移動していた人類が車や電車に乗って移動出来るようになったのも、
供給制約を克服する中で起こりました。

私たちが供給制約を克服する力を【供給能力】と呼びます。

 

供給能力は進化や進歩の過程で少しづつ大きくなっていっています。
多くの”血と汗と涙”の積み重ねによって、少しずつ大きく今の状態となっている供給能力はその存在自体が尊く貴重なものです。今ある供給能力は過去の先人たちの夢が現実の形になったものです。

今は、単なる夢物語に過ぎなくても、人類はいつかタイムマシンやどこでもドアを完成する日が来る”かも”しれません。

 

私たちの理想制限する重し 2つ目:私たちの常識

 

2つ目の制限は、私たちの常識です。

私たちは、常識によって自らの行動を制限しています。ひとの目が気になるからやらない、という行動も常識により制限された結果です。「常識がない」と他人から評されることを嫌うひとも多いでしょう。

供給制約と異なり、2つ目の制限は私たち人間によって作られています。人為的な制限です。

人為的な制限は、ときに憲法や法律等の言葉で説明されたルールとしても表現されます。

 

時としては、このような人為的な制限は必要です。1つ目の供給制約がなかったとしても、ひとがひとを殺してはいけないと同じようにです。

一方で、このような人為的な制限が悪い方向に向かうこともあります。

例えば、政府債務のプライマリーバランス黒字化目標や共通通貨ユーロ導入による通貨発行権の放棄が挙げられます。
良かれと思ってやったことが、結果的に悪いことに進むこともあります。ひとは完璧ではありませんので。

 

言葉に表されてない常識は、人為的な制限の中でも特に強い制限となります。

自民党の憲法改正草案の中に財政健全化が記載されているように、私たちの常識が国の根幹のルールを変えることにも繋がります。

ときには、私たちの常識・・・思い込みが、私たちを窮地に追い込むこともあります。
今の国の財政の問題は、私たちの常識と言う名の思い込みによって、自らを苦しい立場に立たせています。

 

私たちの常識、人為的な制限は、私たち自身が変われば簡単に変えることが出来ます。

貸し借りの記録としてのおカネの発生、対価なしの一方的な搾取が課されない民主国家の誕生、金本位制の放棄も、私たち自身が変わったために起こりました。

私たちの常識は、供給能力がその力を発揮出来るように柔軟に形を変えてきています。

 

まとめ:変わるのはまず私たち

財源チラシ 04 将来にツケを残さないためには? で説明した通り、今の日本では本当の財源である「供給能力」を護るために大胆な政府支出が必要となっています。

一方で、その大胆な政府支出をまず阻むものは、IMFでも財務省でもなく、私たち自身の常識、思い込みと考えます。

(そもそも、財務省も財政健全化しないといけないという思い込みやルールに囚われ、広報活動を必死にしているということもあるかと思います)

 

私たちを本来、縛るものは時間的な物理的な制限である供給制約であり、

供給制約を克服する力は供給能力

そして、02.使わないと本当の財源は減る で説明した通り、供給能力は需要がないと減っていきます。

供給能力の減少を食い止めるには、人為的な制限、私たちの常識、思い込みをまず変える必要があります。
私たちの思い込みを変えないと満足な政府支出が出来ません。

 

私たちの常識、思い込みを変えるために財源チラシを作り配布しています。

あなたが願う理想の社会のためにもっと調べてみませんか?

 

財源研究室Top画面

チラシ補足説明

財源研究室NEWS

無から生まれるお金が 国の財源??

  • この説明は第5版以降の説明です。第4版までの説明はこちら

 

現代では おカネは無から生まれています。

 

例(1)  民間の借り入れ

よくある誤解

??   

 

実際は・・・

◎ 

誰かが借金をし使うことで、おカネは生まれ世の中に出回ります。
これは良いとか悪いとかの話ではなく、現代社会での基本です。
money creation(マネークリエイション、信用創造)と呼ばれます。

money creation(信用創造) 日銀総裁の証拠発言動画

おカネは借金返済によって消え、特に不況時はおカネが次から次へと消えるという悪循環にも陥ります。
おカネの消える悪循環は、現代社会の欠陥でもあります。

 

例(2)  政府の国債発行通じた政府支出

政府が国債発行し支出することでもおカネは生まれます。

 

 

個人や企業が借金してお金が出来るよりも、より安定な持続的な存在である政府が国債発行することで、
世の中に、借金返済によって消えてしまわない安定したおカネが生まれます。

 

つまり、政府がおカネを生み出し使うことは、国内の安定化に繋がります。

  • 政府の赤字→民間の黒字  ⇔  政府の黒字や財政再建→民間の赤字や貧困化、国家崩壊

  • 政府の赤字→民間の黒字  ⇔  政府の黒字や財政再建→民間の赤字や貧困化、国家崩壊

 

良いか悪いかの話ではなく、国債発行での政府支出は私たちの暮らしを護るために現状、必要な行為となっております。


国債の利子により、銀行、保険業等の各種金融サービスは支えられています。
利子収入が少なければ、各金融機関はよりリスクの高い金融商品や不動産に手を出さざるを得なくなったり、民間から手数料を更に徴収せざるを得なくなったりします。

 

中央銀行は金利調節のために国債の引き受けを行っています

日銀に保証されている国債は、借金ではなく単なる【通貨発行の記録】です。

 

例(3)  他のおカネの作り方

国債発行だけでなく、他でもおカネは生まれます。どのような形でも使う行為がおカネを世の中に行き渡るのにポイントとなります。

 

  以上の通りに
おカネは無から生まれます。 国の本当の財源は税金のことでもおカネのことでもありません。

 

<税金の役割>

×財源ではない。

・おカネ(日本円)を一部回収することで日本円を持つことを半ば強制。

  • *社会全体で日本円の使用が行き渡ったらそこまで必要な役割ではなくなる。

〇景気変動やインフレ調節

◎余っているところ、本来大切なところへのピンポイントでの課税

→累進課税強化(格差拡大でお金持ちがその他大勢を奴隷化するような事態を防ぐ)、タバコ税(ヒトの健康に悪影響)、環境税(自然環境を護り持続的な原料入手を可能とする)etc  

 

<おカネについて>

おカネは貸し借りの記録、情報です。

おカネは、モノ・サービスを受け取りたいひと(需要)と提供したいひと(供給)との間を円滑にやり取りするのに役立っています。

 

おカネは無から生まれています。
国の本当の財源は税金のことでもおカネのことでもありません。

 

では、次は 国の本当の財源について説明していきます。

 

 

次の話題 お金とモノ・サービス 本当に必要なのは? 

需要(じゅよう)と供給(きょうきゅう)についてのツィート集

【需要と供給】は経済活動だけでなく、お金を伴わない 生きていくためのための様々な活動に関わってくる非常に重要な概念だと考えています。【需要と供給】の理解なしでは、国の本当の財源への理解も不十分なものになり誤った捉え方をする恐れがあります。

そこで、手始めとして【需要と供給】について言及したツィートをまとめます。多くの方のご参考頂けたら幸いです。

 

 

 

財源チラシ サブタイトル 働き生活する私たち の意味するところ

(国の、本当の)財源チラシのサブタイトルは第4版から
「供給能力-日本の技術・設備・資源、働き生活する私たちーこそが本当の財源だった!」
へと改良しています。

この中の“働き生活する私たち”について、貴方も本当に含まれているのかどうか、説明します。

“働き生活する私たち”の意味するところは3つあります。

1. 実際に仕事をしてモノ・サービスを提供している私たち

職業として働き、何らかのモノ・サービスを提供している貴方がいるからこそ、日本が成り立っています。

例えば、今は新型コロナウィルスが流行していますが、
対処する医療従事者の皆様がいなくては、もっとひどい状況になっていたと思います。

ぎりぎりで頑張ってくれている医療従事者の方あっての日本です。

そんな医療従事者の方々に国に財源がないからと言い、手厚い支援金で報いないのは明らかに間違っています。

国が無から作れるおカネよりも、医療従事者の皆様の方こそ本当の財源です。

2. 無償の形でモノ・サービスを提供してくれている私たち

おカネを稼ぐ仕事をしてモノ・サービスを提供してないからと言って、本当の国の財源に当てはまらない訳ではありません。

無償というとボランティア活動がまず頭に浮かぶかと思います。

しかし、もっと多くの方が別のことに関わっています。

子育てです。

子育てに関わるお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、兄姉・・・
将来の日本を支える子供たちを育てる皆様こそ国の本当の財源です。

国が無から作れるおカネをケチって、子育て支援をしなくていい理由はどこにもありません。

今、日本で進んでいる少子化をこれ以上悪化させないため、国が率先して子育て支援をすべきです。

尊い想いで無償でモノ・サービス提供している貴方にもしっかりと報いるべきなのです。

3.日本で生活している全ての私たち

モノ・サービスを提供するひと達がいても、そのモノ・サービスを利用してくれるひとがいなければ、上手くいきません。

生活する貴方の需要あっての供給能力です。

国が無から作れるおカネを惜しんで国内需要を強制的に減らせば、需要と供給のバランスで成り立つ経済は壊れていきます。需要なく使われなければ大切な供給能力も廃れていきます。

低迷期、特に新型コロナウィルス感染防止で供給能力が弱まっているときは国が手厚い財政支援をし、生活する貴方が安心して需要出来るようにする必要があります。

まとめ

働き、生活する私たちとは、つまり

1. 実際に仕事をしてモノ・サービスを提供している私たち

2. 無償の形でモノ・サービスを提供してくれている私たち

3.日本で生活している全ての私たち

 

貴方も国の大切な財源・・・『人財』ですハートのカップル